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マレーシアは温暖な環境で、留学生にとって過ごしやすい国です。多国籍文化のためグローバル思考を鍛えられます。
今回の記事では、マレーシア留学の最新情報やメリット、留学にかかる費用や注意点などについて解説します。マレーシア留学を検討している方は、ぜひご覧ください。
2023年7月15日より、マレーシア国内ではマスク着用義務が一部緩和されました。
基本的には、マスクの着用は任意であり入国制限措置等はありませんが、人混みや病院へ行く際にはマスクの着用が強く推奨されています。
留学時期の季節や自分自身の体調を考慮しながら、マスクをしたりアルコール消毒を徹底しましょう。
マレーシア留学を選ぶメリットは下記の4つです。
留学する国・都市を選ぶ際の参考にしてください。
マレーシアは多文化国家です。マレーシアの国内外から来たさまざまな住民と関われます。
日本国内では知り得ない文化を知り、グローバルな思考を身につけられます。異国の宗教や言語、さまざまな文化に触れて見聞を広められる点もマレーシア留学のメリットです。
インド系や中国系の人々も多いため、マレーシア以外の文化にも知識を広げられます。国際関連の仕事に就職したい方にとっては、成長するチャンスが多い環境です。
マレーシアの公用語はマレー語ですが、準公用語が英語です。街中でも英語表記の看板が多く、日常生活の中でも英語を使用する機会はたくさんあります。
学校以外でも、街中でショッピングをしたり映画を見に行ったりしたときにも英語を使います。
特に語学を身につけたい方にとっては、マレーシア留学はおすすめです。普段の生活でも語学力を磨きながら、充実した留学生活を送れます。積極的に語学力を磨いて、帰国後の進学や就職に生かしましょう。
マレーシア国内は、東南アジア諸国の中でも公共交通機関が充実しています。特に首都クアラルンプールは、公共交通機関を割安で利用できるため、費用を少しでも節約したい留学生にはぴったりです。
マレーシアの主な公共交通機関は、地下鉄・タクシー・トラム・バスです。いずれの交通機関も、日本で利用するときと乗り方は変わりません。
もし支払い方法が不明な場合は、現地の人に英語で聞いてみるのも語学力をあげる一環となります。
マレーシアは物価が安いため、衣食住にも困りにくい環境です。特に海外から来た留学生にとっては、1リンギット(現地通貨の単位)が約26円のため生活がしやすくなっています。
アルバイトに制限はありますが、無駄遣いをしなければ予算の範囲内で留学生活を送れます。勉強に集中すれば、お金に余裕を持って生活ができるでしょう。
マレーシア留学は、他国と同様に留学目的や期間によって諸経費が異なります。物価は安めですが、自身の経済状況を把握して行動するのが大切です。
この章では、渡航費・学費・滞在費の目安について解説します。マレーシアへの留学計画を考える際は、ぜひ参考にしてください。
参考までに、1ヶ月にかかる費用の目安を記載します。
項目 | 費用 |
---|---|
渡航費 | 5~7万円 |
学費 | 10万円 |
滞在費(生活費含む) | 8~10万円 |
マレーシアへ行く場合、航空券の費用は5万円程度かかります。ほかにも、ビザや留学保険などの申請費用が1.5万円程度かかるため、渡航費は合計6.5万円程度です。
保険は会社によって掛け金が変わるため、金額が前後する可能性もあります。
留学エージェントと相談して、どの程度の渡航費がかかるかを事前に確認しておく必要があります。
渡航の諸手続きはエージェント側で代行してくれる場合もありますが、渡航費が予算の範囲内になるか確認が大切です。
マレーシアに語学留学をした場合、かかる学費は目安として次のとおりです。
奨学金制度を利用すれば、学費を抑えられる可能性はあります。奨学金制度に関心のある方は、留学エージェントの担当者に確認をしてみましょう。
マレーシアの滞在費(生活費含む)は期間によって異なります。目安としては下記のとおりです。
マレーシアは物価や交通費などが安いため、留学生にとっては生活しやすい環境です。できる限り浪費をしすぎずに、勉学に励めば出費を抑えられます。
マレーシアでおすすめの留学先は下記の5つの都市です。
それぞれの都市の特徴について解説していきます。
クアラルンプールは、マレーシアで最も人口が多い都市です。マレーシアの首都であり、マレーシア政府が直轄で統治しています。経済成長が著しく進んでおり、日本企業も複数クアラルンプールに進出しています。
60以上ものショッピングエリアがあるため、生活には非常に便利な街です。日本人移住者のために、飲食店やスーパーも日本向けの店舗があります。
ペナンはマレーシア随一のリゾート地として有名です。美しいビーチがあり、世界各地から観光客が訪れています。ジャングルの中を走るトレッキングエリアは、リフレッシュするにはぴったりなスポットです。
ほかにも、ペナンにはスリ・マハ・マリアマン寺院やカピタン・クリン・モスクなど、さまざまな宗教の寺院が立ち並んでいます。異文化をより深く知るためには、ペナンはぜひとも訪問しておきたい都市です。
コタキナバルは、東マレーシアで最大の都市です。白く美しいビーチやロッカウィ動物園、キナバル山などの風光明媚なスポットが揃っています。
トレッキングやウォーキングのしやすいエリアがあり自然が豊かで落ち着いているため、リフレッシュをしながら勉学に打ち込めます。
ジョホールバルは、シンガポールとの国境付近にあるマレーシア第二の都市です。マングローブでホタルが鑑賞できるスポットやレゴランドマレーシアなど、個性豊かな観光スポットがあります。
マレー文化村やスルタン・イブラヒム・ビルなど、マレーシアの歴史や文化を学べるスポットもあります。
ムラカ(マラッカ)はマレー半島南部にある町です。古くから東西貿易の要衝として栄え、発展の面影を残す歴史的建造物もいくつか現存しています。歴史を学びたい留学生の方にとっては、最適なスポットです。
勉学の合間を縫って、マレーシアの伝統文化や歴史を知って異文化理解を深められます。ムラカでしか味わえない独特のグルメや、伝統的なアートを楽しむのも良いでしょう。
マレーシア留学を決意したら、まずは達成したい具体的な目標を決めてみてください。「他の国に比べて費用が安いから」という理由だけで選んでしまうと、後悔したり英語力が伸びないまま帰国する恐れもあります。
「なぜマレーシアなのか」「留学中に到達したい英語力はどれくらいか」を自分の中で整理し、明確な目的を見つけておくと、期間や学校選びがスムーズになります。
まずは自分なりに通ってみたい学校や住んでみたいエリアを絞ってみましょう。自分で考えたおおよそのプランを持って、留学エージェントに相談するとスムーズに進みます。
飛行機の手配や入学手続きなどは個人でも申し込み可能ですが、留学エージェントに代行してもらうこともできます。一人だと手続きの漏れがないか不安という方は一度相談してみましょう。
パスポートの発行には、申請してから1週間〜10日ほど必要です。「渡航に間に合わない!」ということがないよう、留学の2ヶ月前までには準備しておくと安心です。
すでにパスポートがある場合でも、マレーシアに渡航するためには、パスポートの残存期間が「滞在日数プラス6ヶ月」以上ないと入国できません。期間が足りない場合は新しく作り直す必要があります。
マレーシアでは、90日以内の短期留学であればビザは不要です。
3ヵ月以上の滞在する予定であれば、渡航前に事前申請を行い取得しましょう。
このように大切な局面では、ミスのないように留学エージェントに確認してもらうと安心です。手続き自体を代行してくれるエージェントもあるので、利用するのもおすすめです。
現地でのアクシデントはなるべく避けたいところ。申請手続きに不安があるならぜひ留学エージェントを利用してみてください。
また、マレーシア留学中には日本の医療保険は適応されません。滞在中に病気や怪我で病院に運ばれたり入院することになれば、高額な医療費を請求されることになってしまいます。
万が一に備えて、渡航前に海外旅行保険に加入するか、海外旅行保険を付帯しているクレジットカードを用意しておくのがおすすめです。
クレジットカードをお持ちでない方は、留学の機会に作成しておきましょう。留学先で持ち歩く現金が少なくて済み、支払いの安全面も高くなるというメリットもあります。
すでにクレジットカードを持っている方は、海外旅行保険の適用条件をしっかりと確認しておくと安心です。
海外旅行保険の種類によっては、病気や怪我だけでなく、盗難や事件に巻き込まれたときも補償してくれます。あらゆる可能性を考えて万全な体制を整えましょう。
マレーシアは日本より物価が低い印象があるため、日用品や身の回りのものをすべて現地で購入しようと考えるかもしれません。
しかし、「マレーシアは物価が安いから…」と油断していると意外と出費がかさんでしまうことも。
普段使っている日用品や、スキンケア用品などの消耗品は日本から持っていくと安心です。
慣れない土地での生活でも今まで使っていたものなら安心して使用できますし、余計な出費も抑えられます。常備薬も日本から少し多めに持っていきましょう。
マレーシア留学をする際には、下記の4つの点に注意しましょう。
留学生は、ビザの関係でアルバイトに制限があります。そのため、人によってはアルバイトができない可能性もあるので注意が必要です。
ビザの期限は事前に確認して、期限内に更新を忘れずに行いましょう。そして、万が一のためにも生活費をできる限り節約しておくと後々困りません。
マレーシアは、地域によっては国独自の訛があります。一般的な英語のイントネーションとは違うため少し聞き取りにくく、慣れるまで苦労する方もいます。
特に、海外生活を初めて体験する方にとってはハードルが高いのが現状です。
1日でも早く訛りのある英語に慣れるためには、積極的に地域の住民や日本人以外の留学生と交流する必要があります。異文化理解のためにも、自らいろいろな人たちに英語を話して聞き取る姿勢が大切です。
マレーシアは東南アジアの国のひとつで、気温と湿度が年間を通して日本よりは高めです。熱帯雨林気候のため、平均気温が31℃〜33℃ほどあります。そのため、服装による温度調整が必要です。
また、雨が多く過ごしにくいと感じる時期もあります。外出時に困らないように、携帯用の傘は常備しておきましょう。
マレーシアに限ったことではありませんが、異国の地と日本では宗教や生活様式が異なります。そのため、カルチャーショックを受けてしまう場合もあります。
カルチャーショックを受けるのは、珍しいことではありません。事前にマレーシアの文化を調べておけば、カルチャーショックはある程度減らせるでしょう。
異文化に触れることを恐れずに、留学を通して理解を深める積極性が大切です。
マレーシアは交通機関の利用料金や物価が安く、留学のしやすい国です。英語を話せる環境が整っているため、語学力を鍛えたい方にとっては最適な環境と言えるでしょう。
マレーシアに留学したいと考える方には、留学エージェントの利用がおすすめです。
留学エージェントを利用すれば、留学前のカウンセリングや諸手続き代行、帰国後の進路選びまで充実したサポートがついています。留学に関して何か不安や疑問があれば、海外経験の豊富なスタッフが対応してくれます。
留学エージェントを利用して、夢の実現のためにマレーシア留学を成功させましょう。