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留学やワーキングホリデー先として人気のあるオーストラリア・メルボルン。この記事ではメルボルンに留学するメリットや注意点、物価が高いといわれているオーストラリアの留学費用についてもご紹介します。
ぜひ留学先選びの参考になさってください。
州 | ビクトリア州 |
---|---|
面積 | 9,990㎢ |
人口 | 480万人 |
気候 | 夏:12月〜2月 冬:6~8月 |
言語 | 英語 |
メルボルンはオーストラリアの南東にあるビクトリア州の州都です。人口480万人のオーストラリア第2位の都市でもあり、ビクトリア州の人口の約75%がメルボルンに集中しているといわれています。
メルボルンは天気が変わりやすいことでも有名で、「1日の中に四季がある」と表現されることもあります。ざっと雨が降ったかと思えば、すぐに晴れ間がさすような忙しい天気です。
夏の平均気温は25度前後で快晴の日が続きます。冬でも最低気温は6度程で、日によっては日中25度位まで上がることもあります。
そのため、冬場でも雪が降ることはほとんどなく寒くなりすぎず、過ごしやすいです。
近年留学先としてとても人気のあるメルボルン。都市と自然の調和の取れた街並みや治安の良さなど、その魅力をご紹介します。
イギリスのエコノミスト誌が発表する「Global Livability Ranking」では毎年、教育・医療・文化・環境・インフラなどの項目をもとに、世界170以上の都市を対象に60を超える調査指標で評価しランキングを発表しています。
この「世界で最も住みやすい都市ランキング」で、メルボルンは、7年連続No.1に輝いています。
治安の良さは、留学先の国や都市を選ぶ上で重要なポイントです。メルボルンは「ガーデンシティー」と呼ばれるほど美しい街並みが広がっています。
歴史的な建造物と現代的な都市の街並み、そして緑豊かな公園が調和しており、観光だけでなく留学先としても住みやすく非常に魅力的な都市となっています。
日本の主要な空港からメルボルンまでは直行便が頻繁に運行されています。さらにLCCも運行しているので、予算やスケジュールに合わせて選択することができるでしょう。
夏休みやゴールデンウィークを避けて予約すれば渡航料金を抑えることも可能です。
さらに日本とメルボルンの時差はわずか2時間。時差ぼけの心配もなく、体に負担が少ないので海外旅行初心者にもおすすめです。
メルボルンの特徴のひとつに、多様性が挙げられます。この都市の住民の約3人にひとりはオーストラリア国外で生まれた移民です。
イギリス、中国、ギリシャ、インドなどの移民が多く暮らしており、中華街やギリシャ街など、さまざまな文化や価値観が共存するエリアが形成されています。
これにより、メルボルンには異なる文化や生活習慣を自然に受け入れ、尊重してくれる文化があります。
そのため、留学生や外国人にとって非常に居心地が良いと感じる環境が整っているのです。
日本人の移民も多いので、アジアマーケットやスーパーで日本食の材料を購入しやすいというメリットもあります。
物価の高いオーストラリアでは、同様にアルバイトの時給も上がっています。
アルバイトとフルタイム雇用者の最低賃金はAUD$23.23と定められており、日本円にすると約2287円です。東京の最低賃金1,113円と比べると約2倍であることがおわかりいただけると思います。
外国人が就ける職業の中でも英語を使う必要があったり、専門的な技術が必要な職業は給料が高い傾向にあります。
留学先として人気のあるメルボルンの語学学校は、日本人留学生の比率が高くなりがちです。日本語で話せる安心感から、日本人同士で固まってしまうと英語力は伸びにくくなります。
メルボルンでの留学を有意義に過ごすためには、日本人コミュニティに頼りすぎず自分から積極的に英語を話す機会を作ることが大切です。
さまざまな国籍のクラスメイトに話しかけたり、交流を深めていきましょう。
英語を学習するために留学したことを忘れず、目標達成のために日々挑戦することを意識して過ごしましょう。
メルボルンはオーストラリアの中でも物価が高いエリアです。
毎日外食をしていると、出費が嵩んでしまうので、留学中はスーパーマーケットで買い物をして自炊するなど工夫して上手に節約しましょう。
ただしメリットでもご紹介したように物価同様労働者の給料も高いので、ワーキングホリデーなど現地でアルバイトをして生活費を稼げれば幾分か生活費の負担は減るでしょう。
オーストラリアといえば、一般的には快晴で過ごしやすい気候をイメージするかもしれませんが、メルボルンでは多くの人が持つこのようなイメージとは異なる気候の日も多いです。
メルボルンの年間平均最高気温は20度、年間平均最低気温は11度です。冬場にあたる6月〜8月は東京の12月ごろのような気温で、コートやセーターなど、冬用の防寒対策が必要になります。
一方で、夏の12〜2月は過ごしやすく暖かい日が続きますが日中と夜では気温差がかなり大きくなります。お昼はTシャツで過ごせても、朝晩はカーディガンやパーカーが必要です。
また1年を通して日本より乾燥しているので、適切なスキンケアアイテムや服装を心がけましょう。
メルボルンは物価が高いため、1ヶ月の留学で、おおよそ40万円〜50万円程かかります。
現地でアルバイトをするつもりでもすぐに仕事が見つかるとは限りません。日本にいるうちに十分な資金を作ってから出発しましょう。
この章ではメルボルンへの渡航費用・学費・滞在費・生活費についてそれぞれ解説します。留学の予算を検討する際にぜひ参考にしてみてください。
メルボルンへの航空券は約8万円〜13万円です。ローシーズンを狙ったり、格安航空を使えば費用を抑えることもできます。
さらに、必要に応じてビザ取得費用1.3万円~8.4万円や海外留学保険1.5万円~2万円などが別途かかります。
語学学校の授業料は1ヶ月10万円〜14万円程です。ここに入学金や教材費などがプラスされることもあります。
また、1週間のレッスン数やコース、プログラムによって料金が上下するため気になる学校やコースが決まったら申し込み前に見積もりをとってみましょう。
また家賃はシェアハウスでも1ヶ月約5万円〜10万円ほどかかります。ホームステイの滞在費は1週間で約2.4万円~3.1万円です。
ホームステイではほとんどの場合食事付きプランなので、滞在費がかかりますがその分生活費の出費が少なくなります。
生活費や食費は1ヶ月あたり3万円〜5万円用意すると安心です。この項目は工夫次第で一番抑えられる項目でもあります。
毎日の買い出しや調理などが不安な場合は、1日2食付きのホームステイにするのもおすすめです。
そのほか交通費や交際費などが必要になることもあります。せっかくの留学中に、お金がないからと貴重な経験を諦めるのは非常にもったいないことです。資金は余裕を持って準備しておきましょう。
都市と自然の調和が取れ、留学生でも住みやすい街メルボルン。英語力向上の目的以外にも、メルボルンでしか体験できない貴重な経験がたくさんあります。
メルボルンへの留学に興味が湧いてきたら、ぜひ留学エージェントの無料相談に申し込みをしてみてください。
おすすめの学校を紹介してくれたり、入学までの手続きまで任せられます。初めての留学でも安心して準備を進められますよ。