【2024年】釜山留学最新情報｜街の魅力と環境・滞在費用の目安

釜山は、韓国にある自然豊かな地方都市です。韓国の文化や言語を学ぶために、世界各国から多くの留学生が訪れています。

この記事では、釜山留学のメリット・デメリット、留学する際の注意点などについて解説します。釜山留学を検討している方は、ぜひご覧ください。

釜山の基本情報

釜山は、海に面している韓国第二の都市です。海だけではなく、山も多く自然環境に恵まれています。

韓国きっての観光スポットでもあり、ショッピングエリアや飲食店も充実しています。ソウルと同様に、世界各国から観光客が訪れている都市です。

日本人の比率は少なめで、韓国語を集中的に学習したい方に向いています。韓国語にまだ慣れていなくても、日本語に対応したお店もあるため安心です。

韓国の言語や文化を学びつつ、見聞を広めていくには釜山留学はおすすめです。

釜山留学のメリット

この章では、釜山留学のメリットについて解説します。

日本から近い

日本国内の空港から釜山への所要時間は、最短だと1時間程度です。他のアジア圏やヨーロッパ諸国の国への留学に比べると、渡航費用もあまりかかりません。

日本に近いため、時差ボケをしにくい点もメリットです。

福岡県から釜山に行く場合は、飛行機の便以外でもフェリーを利用できます。なかなか出来ないフェリーでの旅をしてみたい方にとっても、魅力的な留学先と言えます。

福岡県からフェリーを利用する場合、所要時間は3時間程度です。

物価が低い

釜山はソウルと比較すると、さまざまな品の物価が安くなっています。食費や交通費、娯楽費なども工夫次第で節約できます。

初めての留学で、金銭面に不安がある方でも安心して留学生活を送れる点が魅力のひとつです。

語学学校の授業料も、ソウルの学校よりも安い学校が多いです。少しでも費用を抑えて韓国留学をしたい方には、ソウルよりも釜山の方が向いていると言えます。

自然環境が豊か

釜山は海が近く、ビーチスポットが多い港町でもあります。海水浴と飲食店などを楽しめる「海雲台」は、釜山でも人気のあるビーチリゾートです。留学生活での息抜きをするために、一度訪れてみるのも良いでしょう。

海だけではなく、「甘川文化村」のように写真映えするスポットや美しい山など、観光スポットが充実しています。韓国の文化を深く知るためにも、休日に行って楽しむこともできます。

観光をすることで、韓国の文化や言語、自然環境に直に触れられるでしょう。

釜山留学のデメリット

この章では、釜山留学のデメリットについて解説します。

地域によっては治安が悪い

釜山はソウルと比較すると、人口が少なめで治安が安定しています。しかし、それでも地域によってはスリや置き引きなどの犯罪が発生しています。

自分の身は自分で守れるように、防犯意識を高く持っておくことが大切です。

アパートによっては警備員が常駐していますが、自分自身でも犯罪被害の対策をする必要があります。

留学エージェントや学生寮などの緊急連絡先を把握しておいて、万が一の際にすぐ連絡できるようにしましょう。

夏は雨が降りやすい

日本に近い釜山は、年間を通して日本と似た気候が続きます。留学に行く季節に応じて、過ごしやすい衣類を準備していけば問題はありません。

ただし、7〜9月にかけては雨が降りやすく、気候が不安定になるため注意が必要です。

夏に釜山留学に行く場合は、上着の上に羽織るジャケットや雨具を準備していくと安心です。学校に行く際も、折りたたみ傘を準備して雨対策を万全にしていきましょう。

方言がある

釜山で使われている韓国語は、一般的な韓国語に釜山独特の方言が混じっています。そのため、韓国語を学ぼうとしている方にとっては難しく感じるかもしれません。

慣れるのに時間はかかりますが、韓国語や文化についてより詳しく学びたい方にとっては適した環境です。

釜山の方言が入った韓国語は、人によっては温かみを感じられると言われます。韓国語に加えて釜山独自の方言を学ぶことで、韓国文化への理解を深めるのも可能です。

ハードルは高くても、釜山で韓国語に触れることにチャレンジする価値は十分あります。

釜山留学にかかる費用

釜山は物価が安いため、生活費はそこまで多くはかかりません。外食を控えて、自炊を心がければ食費は抑えられます。

学費に関しては、他の都市と同様に語学学校によって違いがあるので、事前に確認が必要です。

この章では、釜山留学にかかる費用について解説します。

渡航費用

釜山は日本から距離が近いため、渡航費用は他国と比較すると安めです。往復の航空券が1〜4万円前後、海外旅行保険が6万円程度かかります。

保険に関しては、留学する期間によって変わるので確認が必要です。

パスポートを申請する費用は、5年間であれば1.1万円です。日本人の場合は、ビザ申請の費用が無料です。パスポートとビザの手続きは、留学エージェントが代行する場合もあります。

留学する時期やキャンペーンなどによって、航空券の価格は変動する可能性もあります。担当の留学エージェントに確認して、十分な渡航費用を準備しておきましょう。

学費

釜山の語学学校は、ソウルにある学校に比べると安い学校が多い点が特徴です。釜山の語学学校に3ヶ月通う場合、授業料は10〜15万円程度です。コマ数や授業内容、教材費によって学費は変わる可能性もあります。

授業料以外でも、語学学校への入学金もかかります。学費の予算は多めに見積もっておき、いざという時に困らないようにしておきましょう。

生活費

釜山での生活費は、3ヶ月あたり7〜14万円程度です。アパートの家賃や食費、交際費をうまくやりくりして、節約していくことが大切です。釜山は物価が安いため、無駄遣いをしなければ生活費はそれなりに抑えられます。

外食を控えて自炊をしたり、必要に応じてアルバイトをしたりと、工夫をしながら生活費を工面していきましょう。

釜山留学の注意点

この章では、釜山留学の注意点について解説します。

防犯対策をしっかり行う

治安がよい釜山でも、犯罪に遭遇してしまう可能性はあります。特に、置き引きやひったくりは多発しているため、荷物の持ち運びには慎重になる必要があります。

取られやすい手提げカバンよりも、リュックサックやショルダーバッグなどで持ち運びをすれば比較的安心です。

いざというときのために、緊急連絡先は事前に把握しておきましょう。そして、万が一の際に連絡できる体勢にしておくのが重要です。

節約を心がける

釜山は物価が安めですが、外食をしたり娯楽に夢中になったりすると、お金を使いすぎる可能性はあります。外食を少なめにして自炊をすると、食費は大幅に抑えられます。

娯楽に関しては、気分転換に行う程度に留めましょう。

もしもお金に関して困ったら、アルバイトをして稼ぐのも手段のひとつです。韓国での留学経験を、より豊かなものにできます。

冬は防寒対策も行う

釜山は日本と気候は似ていますが、冬は気温が下がります。冬場に留学に行く方は、防寒対策にも配慮する必要があります。厚手のコートやマフラー、手袋などを十分に準備していけば安心です。

足りなくなったら、現地で防寒グッズを調達できます。

釜山留学に行くなら留学エージェントへ相談を

釜山はソウルよりも落ち着いた都市で、韓国文化や言語をゆったりと学べる都市です。観光スポットも充実しているため、勉学の合間に気軽にリフレッシュができます。

釜山留学を検討している方は、最寄りの留学エージェントのカウンセリングにて相談してみてください。